ニュース系ウェブログを目指しています。テーマを「国際情勢」としつつ、世の中のいろんな時事問題で自分の思った事を書いていこうと思ってます。リンクはフリーです。


by winger1011
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左翼?・護憲派らしい方からTBを頂く。!対北朝鮮経済制裁と憲法について1

 最近仕事の方が忙しく、毎日更新できていません。ですが、なるべく毎日更新していきたいと思っていますのでどうか宜しくお願いいたします。m(_ _)m

 で、昨日、極悪読売を斬る!!さんから4回もトラックバックして頂きました。極悪読売を斬る!!さんのブログにコメント欄がないので、この場で感謝したいと思います。ありがとう御座いました。で、北朝鮮への経済制裁の記事と、憲法改正の記事をTBされていたのですが、どうやらこの方のブログの記事を読んだ所、「この方は、北朝鮮への経済制裁には慎重派で、憲法改正には反対の護憲派」という考えらしく、どうやら私の拙文での主張を見て激怒されたようである。(笑)私の政治への考えが、「極力感情論を廃し、現実に即して、冷静に時には冷徹に望む」という考えで、リアリスト、マキャベリズムといった考えに近く、こういった方々の考えとは正反対なのでまあ怒るのも分からなくはない。というわけでここで改めて北朝鮮への経済制裁と、憲法改正について私の考えを述べさせて頂こうと思う。

1.北朝鮮の経済制裁について

 私は北朝鮮への経済制裁には賛成である。その理由は、過去にも書いたので簡単に書くが、北朝鮮が他国の国民を拉致したのに、あまりに誠意の無い対応をし続け、それを改めようとする姿勢がまったく見られない為だ。
 TBを頂いた極悪読売を斬る!!さんの記事を読みこの方の主張を自分なりに解釈すると、「米国は傲慢だ。北朝鮮、韓国、中国も同じ独立国なのに、北朝鮮と話し合い、譲歩をしようとしない。また、経済制裁には慎重に。やったとしても効果は無い」という主張だ。

 まず「米国は傲慢」という考えは私も同意見です。正当性も必要も無かったイラク戦争には私も反対です。ただ、現実としてアメリカは現時点で、世界最強の唯一の超大国であり、その影響力は無視できないと思ってます。

 で、「米国は、北朝鮮、韓国、中国も同じ独立国なのに、北朝鮮と話し合い、譲歩をしようとしない。」という意見ですが、米国、中国、韓国、日本、露の考えは北朝鮮の核廃棄という事で一致しています。ただ、拉致事件を、日本が主権と人権侵害と言って解決を日本が求めているのに対し、人権意識の薄い露、中国は核問題のみを議題に取り上げ、拉致問題を棚上げして無視したい、韓国は北朝鮮に取り込まれて対北融和派の与党が躍進する始末、米国は人権侵害という問題を重要視して日本の主張に賛同してくれている、という状況です。つまり、日本が当事者なんです。米国はただ、日本の拉致事件は主権と人権侵害という意見に賛同し、応援してくれているというだけ。この問題は日本が拉致被害者とその家族を切り捨てるか、大事にするかという問題で、日本が民主国家である以上、自国の領土で他国にさらわれた人間を切り捨てるという選択肢はできないわけです。この意見は、まるで日本にとって6ヶ国協議が他人事のように思っているとしか感じられません。日本が当事国なんです。

 また、拉致問題というと複雑なように聞こえますが、要するに、「誘拐犯が国家元首だっただけ」なんです。普通、誘拐犯と話し合いますか?犯罪を犯した者は処罰されるのが当然です。ましてや誘拐犯の意見を聞き入れるなどしたら、また誘拐して下さいと言っているようなものです。北朝鮮は独立国うんぬん等と言ってますが、独立国だからこそ、処罰すると色々問題があるので、「せめて真実を教えてくれ」と日本政府及び拉致被害者家族は言っているのに対し、その真実すら話そうとしないのが北朝鮮です。橋本内閣の時に拉致問題は認定され、北朝鮮とずっと話し合ってきたが、当初は「拉致等していない」と嘘をつき、小泉首相の第1回訪朝後、拉致を認めてからも、いい加減な事を言いつづけてきた。こちらが、経済制裁等の強硬手段に訴える姿勢を見せなければ、話し合う姿勢すら見せない。左翼よりの方は「話し合えば何でも解決する」良く言いますが、北朝鮮と話し合って拉致問題が解決できましたか。?世の中には話し合っても解決できない事があるのですよ。

 経済制裁は効果が無いという意見は、11月14日にサンデープロジェクトで安部普三氏がこの意見を論破しています。私はたいてい、日曜のサンデープロジェクトは録画しているのでここにその意見を引用します。

田原:北朝鮮に何を求めるか。

安倍晋三:彼らがこの問題を解決させようと決断できるか否かだ。拉致をしたのは彼らなのだから、拉致された人達が何処でどうなったかも全部知っているはず。それを出せば良い。被害者の御家族も、我々も納得出来るような「真実」を話す事。真実には強さがあるのだから、それを出せば我々も家族も納得する。

田原:それは10人なら10人の生存の確認か。もし死亡しているのなら死亡の確認でも良いという事か。

安倍:安否についての報告。2年前に北朝鮮の調査団が出した報告は、全ていい加減なものだった。今回も同じような事をすれば、事態はもっと悪化するという事だ。もしも(拉致被害者が)生存していないという事になれば、そうさせてしまった責任者がいるはずである。例えば辛光洙(シン・グァンス)のような人物(日本人に成り済ました北朝鮮の工作員で、原敕晁さん拉致事件の実行犯)が釈放され処罰すらされていない。彼は勲章まで貰っている。このような状態を我々は納得しない。

田原:もし、今回の協議で成果がない場合は?

安倍:当然、経済制裁を視野に入れるべきだと考える。経済制裁に関しては、これまでも賛否両論あった中で、それを可能にする法案を我々は国会で通したわけだが、その時にも「こんな法案を通したら大変な事になる」などと、いい加減な事を言った評論家や学者が沢山いた。
 先ほどもテレビを観ていたら、NHKで静岡大学の伊豆見(元)教授や東京大学の藤原(帰一)教授は「経済制裁を行なっても全く意味もないし、効果もないし、行なえばもっと悪化する」と話していた。しかし、4月に我々が国会で経済制裁の法案を通過させた時、「強硬には超強硬で対処する」と言っていた北朝鮮はテポドンも何も発射しなかった。結果として5月に行なわれた小泉首相の訪朝を受け入れ、5人の子供達は帰してきた。ジェンキンスさんも帰ってきた。これこそ我々が「制裁」という手段を持ったからに他ならない。
 また、日本への輸出はズワイガニなども含めて200億円以上もある。この輸出量を(伊豆見教授は)「中国や韓国に次いで3番目じゃないか」などと言っていた。しかし3番目というのは大変なランクであり、彼らにしては2兆円くらいに感じている額だ。これを止められると言うのは大変な打撃になるはず。そういう意味で効果があると思っている。効果があるものを「効果がない」と言っている人達は、どういう人達なのかな? という風に私は疑問に感じる。

田原:制裁シミュレーションのやり方は?

安倍:シミュレーションチームは色々な手段を考えていて、報道された5段階というのはそのうちの1つ。今、ここで詳細を明かしてしまうのは相手に手の内を見せるのと同じなので言えない。一番良いのは制裁を行なわないで済む事だが、例えば輸出入を「許可制」にするという方法もある。そうすれば「この品目は許可するし、この品目は許可しない」という事も出来る。その品目を、相手の対応によって増やしたり減らしたりすれば良い。こういう事をすると「外交の選択肢が狭まるのではないか」と言っている人もいるが、決してそんな事はない。これは外交の選択肢の中の1つである。
 かつて日本はテポドンを発射された時に、経済制裁を行なった事もある。それを解除する時に、例えば「日本人妻の帰国」を交渉の中でカードとして使った。「制裁を行なうと外交の選択肢が狭まる」なんていうのは、なんにも知らない学者の言う事だ。

田原:小泉総理には経済制裁についてどのように説得するつもりか。

安倍:小泉総理には、拉致問題対策本部として「今回、彼らが誠実な態度を示さない場合には圧力をしっかりと検討して下さい」という事を申し入れた。しかし党内にいると情報は限られる。北朝鮮での新しい動き、可能性についての情報は政府が握っているわけだから、それも踏まえた上で決断してもらいたい。「経済制裁を行なう事が目的」ではなく、あくまでも結果を出す事が目的。「結果を出す為には経済制裁をしない方が良い」と政府が判断すれば、そうする場合もあるだろう。

田原:二度目の訪朝に関して福田元官房長官は反対だった。それでも総理が「行く」と言ったから、彼は頭に来て辞めたというのが事実だと思うが、安倍さんはどうだったのか。

安倍:私は、基本的には総理には慎重な姿勢で臨んでもらいたいと思っていた。国交のない国だし、問題が完全に解決すると言うなら話は別だが、そうではない段階で二度訪朝するというのは反対だった。

田原:官房長官も幹事長も反対の中で、首相が勝手に行ってしまったという事か。

安倍:ただ、総理が決断した以上は政府が一体となる事が外交では大事。結果として子供達もジェンキンスさんも帰ってきたのだから、良かったと思っている。

(以上11月14日サンデープロジェクトより。聞き手:田原総一郎)



 また、98年に北朝鮮がテポドンを撃ってきて日本が経済制裁をした時、北朝鮮は泣きついてきた。そこで当時の首相である村山を団長とした訪朝団(野中広務も含む)が、12月に訪朝。手厚い待遇を受けて帰国した後にコメ10万トン(最終的には50万トン!)が送られる事が決定してしまう。その時も安倍氏は「自民党外交関係合同部会」で、以下のように発言している。

「北が行方不明者を捜しましょう、日本人妻を里帰りさせましょうと言ってきたのは、日本が支援をしていないときだ。しかし、食糧支援をした途端に日本人妻の第三陣が帰ってこなくなった。食糧支援をしたからうまくいくというよりは、していないときの方がうまくいっていた」

で、憲法問題は次の記事に書きます。
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by winger1011 | 2004-12-01 10:41 | 意見交換