ニュース系ウェブログを目指しています。テーマを「国際情勢」としつつ、世の中のいろんな時事問題で自分の思った事を書いていこうと思ってます。リンクはフリーです。


by winger1011
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陸自幹部が憲法改正案を政治家に提出して何が悪い?

陸自幹部が改憲案 自民起草委の中谷委員長が依頼

陸上自衛隊の幕僚の幹部が、軍隊の設置や集団的自衛権行使の容認、国民の国防義務などを盛り込んだ憲法改正案をまとめ、自民党の中谷元・憲法改正案起草委員長(元防衛庁長官)に提出していたことがわかった。中谷氏は自ら作成を依頼したと話しており、防衛庁は「庁として検討した事実はない」(幹部)としている。しかし、憲法改正という政治課題について「制服組」が具体的な考え方を示したことは、「文民統制」や公務員の憲法尊重擁護義務の観点から問題となりそうだ。


陸自幹部の改憲案「悪いことじゃない」 小泉首相

泉首相は6日昼、陸上自衛隊の幹部が憲法改正案を自民党憲法改正案起草委員長の中谷元・元防衛庁長官に提出していた問題について「よく状況は分かりませんけど、専門家の意見をきくことは悪いことじゃありませんね」と記者団に語り、一定の理解を示した。


 めずらしく、小泉首相と意見が合いました。陸自幹部が憲法改憲案をまとめ、自民党の中谷元・憲法改正案起草委員長(元防衛庁長官)に提出していた事がどうして問題になるのでしょうか。?憲法改正という国民的論議を要する問題で、専門家である制服組から意見を求める事が問題とは思いません。
 憲法尊重擁護義務と言いますが、現憲法に「現職自衛官は改憲を議論してはならない」等と狭量な事は定められていません。常識的にも、現職自衛官だって日本国民の一員なのですから、憲法改正を議論した所で別に問題ではないでしょう。
 また、「文民統制に逸脱する」と言いますが、何処が、「文民統制に逸脱する」のでしょか。?文民たる政治家が依頼したのですから、これは文民統制の元に行われた事でしょう。?どうも多くの人が「文民統制=官僚統制」と思っているようですが、文民=政治家であって、官僚ではありません。自衛官は文民たる政治家が統制していれば良く、官僚に従う事はないのです。官僚と自衛官の立場は対等であるべきで、どちらの意見を採用するかは、文民たる政治家が判断すれば良いのです。

 まして、昨今の財務省の自衛隊削減案の論理にみるように、「災害救助に自衛隊はいらない」等というまったく、現実を知らない大馬鹿者が大きな顔をしている官僚には、中国・北朝鮮の軍事的脅威にさらされている現在の国防問題は任せられません。確かに防衛庁は、防衛費を無駄にしている部分が多々あり、是正されなければなりませんが、防衛予算そのものを削減するのは、現在の日本を取り巻く軍事的状況では、周辺諸国に謝ったメッセージを与えかねません。今も昔も外交でものをいうのは、結局、力(軍事力)です。力(軍事力)が高ければ、国家の発言力は増し、外国への抑止力にもなるのです。以前にも言いましたが、軍縮というのは国際的な観点で判断するのではなく、自国の周辺諸国とのバランスを考えて決めるものなんですよ。
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by winger1011 | 2004-12-06 19:18 | 国内