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ニュース系ウェブログを目指しています。テーマを「国際情勢」としつつ、世の中のいろんな時事問題で自分の思った事を書いていこうと思ってます。リンクはフリーです。


by winger1011
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中韓が「謝罪したのなら行動で示し、実行しろ」といって様々な要求をしてきています。

日本の教科書に反映を 韓国、歴史共同研究継続で (共同通信)

共同歴史研究、報告書公表へ…教科書扱わず韓国不満 (読売新聞)

中国、改めて首相の靖国参拝中止を求める (読売新聞)

北京の日本大使館 政府が原状回復受け入れへ (毎日新聞)



 先のAA会議での謝罪で中国と韓国が「もはや日本が謝罪していない」、「反省していない」という何十年も主張しつづけてきた謝罪カードが使えなくなった為、新しい外交カードとして「謝罪と反省を行動で示せ!!」と言ってきました。そして日本政府もこの問題をまたしても、無難に、一方的に譲歩して無難に収めようとしてます。

 AA会議での謝罪に反発する人達はこうなる事を予測して、あれは間違いだったと言う人もいましたし、事実こうゆう展開になる事は予測できましたから、その主張は間違いではなかったと思います。
 しかし、「日本は謝罪していない」というカードを中国、韓国から封じ、中国や韓国は過去に日本が謝罪している事を大々的に報じるようになりました。これはもはや「謝罪していない」という事を言えなくなった為です。また、世界世論を誘導する事で中国、韓国の反日政策を転換せざる得ないようにしました。現在の世界世論は欧米を中心に中国、韓国に対し厳しい視線が向けられています。この成果と、今回のこの「謝罪と反省を行動で示せ!!」という中韓の行動を比較して国益にかなったか、かなわなかったかという判断になるんだろうと思います。
 私はとりあえず、評価します。

 只、この謝罪後の動きは支持できません。

 歴史共同研究ですが、その国の立場によって歴史上の人物の評価が、まったく違うものになるのは当然です。良い例が豊臣秀吉でしょう。彼は日本では戦国乱世を終息させた英雄ですが、韓国では自国を侵略した極悪人という事になります。つまり、歴史共同研究など日韓で合意に達する事などありえないのです。今回韓国は歴史共同研究の成果を教科書に反映しろと言ってますが、これはこの歴史共同研究が韓国寄りの結果で、日本が一方的に譲歩したという事でしょう。歴史問題での譲歩等決してしてはいけません。

 この歴史共同研究は継続するそうですが、何か建設的な方向に行く事は無いと思いますし、合意に達する事もないでしょう。逆に合意に達したら困ります。日本側はメンバーを入れ替える等して、韓国に屈しない人物をいれた方が良いでしょう。

 韓国は「この歴史共同研究の成果を教科書に反映しろ」と言いましたが、日本側は拒否したようです。これは当たり前の事です。教科書はあくまで内政問題であり、歴史共同研究とはまったく別の問題です。韓国だって歴史共同研究で日本よりの結果がでたら、自国の教科書に反映する気等ないでしょう。いつもながら、韓国の一方的なものいいには腹が立ちます。こんな馬鹿な政府がいる国に転勤するかと思うと本当に憂鬱な気分になります。もう会社を辞めようかと思う程です。

 韓国の主張を教科書に反映する事等できるわけがありません。例えば豊臣秀吉を極悪人として記述しろと言うようなものです。そんな事をいえば今度は日本国民が黙ってはいません。豊臣秀吉は日本人にとっては戦国乱世を終息させた英雄なのですから。(実際に戦国乱世を終息させたのは織田信長ですがね。豊臣秀吉の時には、ほぼ、戦国乱世は終わってましたから。)

 日本には祖先信仰があり、偉大な功績をたてた自分達の先人を神として敬う、そして、死んだ人間の罪は問わないという文化があります。しかし、大陸の文化はたとえ死んでも罪は消えないという文化です。かれらは自分達の価値観、文化を一歩的に日本に押し付けてきており、日本側は決して受け入れてはいけません。これは文化の問題ですから、絶対に譲歩してはならないのです。靖国問題も同じ事です。

 只、この中国・韓国の動きは、「日本は謝罪していないという主張」を封じられた結果、言ってきた事で、かれらも追い詰められてきていると言えるでしょう。特に中国はきわめて厳しい局面に立たされているといえます。日本側の対応としては、この「歴史問題」と「靖国問題」は「偉大な功績をたてた自分達の先人を神として敬う、そして、死んだ人間の罪は問わないという日本の文化」の問題であると主張しつづければ言いだけです。その結果、再びこの両国との関係が冷え込んでもしかたがないでしょう。

日本は国連安保理の常任理事国入りに目がくらんで、関係改善に動いているようですが、国連安保理の常任理事国なぞ、何の価値もないものの為に、「歴史問題」や「靖国問題」等重要な問題を譲歩してはいけません。国連安保理の常任理事国入りは、「入れないと金をださねえぞ!!ごらあ!!その時は、反対したおめが代わりに払えよ!!中国に韓国よお!!」と脅せばいいのです。で、入れたら金を払い常任理事国になる。入れなかったら、もう金を払わずに国連から距離を置く。どっちに転んでも日本に損はありません。

 以前にも拙文で紹介しましたので詳細はここでは言いませんが、、戦後重要な決定は国連で決まった事は一度もありません。国連にはそのような影響力等無いんです。!!プラザ合意、戦略ミサイル交渉、東欧の民主化、ベルリンの壁崩壊等、戦後の重要な事項は全て「有志連合」によって決まっています。

 例えば「サミット(先進国首脳会議)」や「イラク戦争での有志連合」等で日本はその「有志連合」には入っており、しかも重要な位置をしめています。他方、中国や韓国はこの有志連合に参加さえ、させてもらえてません。
 元々アメリカや欧州などは、国連等まったく当てにはしておらず、この有志連合を外交の基本に置いています。だからこそ、国連改革等に興味がないんですね。欧米諸国は国連をとうに見放してますから。日本もこの「有志連合」を外交の基本に置き、国連から距離を置くべきです。国連は5大国が拒否権を持っている為に結局何も決められない組織であり、このような何も出来ない、何も決められない組織に日本の国民の運命を委ねる事は危険です。
# by winger1011 | 2005-05-07 09:54 | 中国
こんにちは。GWでいろいろプライベート(旅行・遊び)で忙しかった為少し古い記事になりますが、見過ごせませんので取り上げてみたいと思います。

陸自活動への協力に謝意=戦時中の捕虜強制労働でおわび-小泉首相


オランダ訪問中の小泉純一郎首相は2日夕(日本時間3日未明)、ライデン市内でバルケネンデ首相と会談した。小泉首相は陸上自衛隊が活動しているイラク・サマワでオランダ軍が治安維持に当たったことに謝意を表明。両首脳はイラクの復興に向けて、今後も協力していくことで一致した。
 また、小泉首相は第2次世界大戦中にインドネシアで起きたオランダ人捕虜の強制労働事件を念頭に「多くの国々の人々に多大な損害と苦痛を与えた事実を謙虚に受け止め、これまでも深い反省と心からのおわびの気持ちを表明してきた」と改めて謝罪した。 


 小泉首相が第二次世界大戦中のオランダ人捕虜の強制労働事件を謝ったそうだ。私は、この前のAA会議の謝罪発言にはそれなり評価しましたが、この謝罪は評価できません。国益を損なうからです。
 前大戦にて日本は、欧米諸国とはあくまで対等に戦争をしただけであり、国際法上、問題となる事はしてません。強制労働が問題と言いますが、欧米諸国だって日本兵を強制労働で働かせたり、船が沈没しておぼれている日本の水兵を、射撃の的にして殺す等、日本よりもっとひどい事をしているんです。確かにアジア諸国へは、欧米諸国との戦争に巻き込み、迷惑をかけた為、謝るのはしかたないと思います。しかし、欧米諸国とは戦争をしたのであり、道義的に彼らに比較して劣っている事をしたわけではありません。日本も欧米も戦争ですから、お互い、それなりに強制労働の類はしていました。只、日本は敗戦国である為、このような事を追求されるのです。

 AA会議の謝罪発言は、世界に日本がアジア諸国に謝っている事実を認めるのに役に立ち、国益にかなった為、評価しました。また、日本が敗戦国である為、「アジアへ侵略し、多大な迷惑をかけた」という事実を認めるのも、現時点の国益を考えればしかたないでしょう。 しかし欧米諸国に対しては謝る必要等はありません。彼らには国際法上、又道義的に劣る事をした事実はありません。謝る必要が無いのに謝るのは国益を損ねるだけです。

 本当は、歴史的な事実を言えば、日本の戦争は完全な自衛戦争であり、アジア諸国は当時、タイを除いて全て欧米諸国の植民地であったのですから、どこにも、アジア諸国に対してすらも、謝る必要はありません。
 しかし、日本は敗戦国であるため、そこは譲るのは仕方ないにしても、こう主張する事はできると思います。つまり「日本は、アジア諸国に対しては、欧米諸国との戦争で多大な迷惑をかけた。だからアジア諸国には謝罪する。しかし、欧米諸国とは対等の交戦国であり、謝罪する必要は無い」とです。この事を堂々と主張すべきと思います。

 確かにアジア・アフリカ諸国より欧米諸国との仲を重要視するのは分かりますが、只下手に出れば、彼らを味方につけられるというのは誤りです。彼らに舐められない位には自己主張をする方が欧米諸国との仲はうまくいくと思います。

必要のない謝罪は国益を損ねるだけです。
# by winger1011 | 2005-05-05 17:16
サルでも分かる、人権擁護法案

 ネットでは結構扱ってますが、世間一般ではまったく取り扱っていないのがこの人権法案です。現在売国奴古賀誠等が無理やり成立させようとしている法案です。この法案は、まさに日本から言論の自由を奪い、思想の自由を奪い、民主主義を衰退させる危険な法案です。!!!

なぜ危険かは、詳細を述べているHPにリンクを貼らせて頂いてますのでそこを見てください。

この人権擁護法案とは、

人権委員会が、「これは差別だ!」と認めたものに罰則を課すことが出来るようになる法律です。 人権委員会が5名、人権擁護委員2万人によって作られ、被差別者、障害者などが優先して選ばれることになっています。

 この人権委員会は、人権侵害、そして「人権侵害を誘発・助長する恐れのある」発言や出版などに対し、調査を行う権限を持っています。もし人権侵害などが疑われた場合、委員会は関係者に出頭を求めたり、証拠品の提出、立ち入り検査を行うなどの措置を取ることができます。
また、委員会はこれらの措置に対し非協力的な者に対し、ある程度の罰則を課すことが出来る権限を持つ等、大変強力な権限を持つ事になります。
 
 しかもなんと!!!差別と判断され冤罪(間違ってた)場合に、人権委員会がマスコミ等を通じて「間違ってました、ごめんなさい」という謝罪をする事は無いのです。!!!!

 人権擁護は結構ですが、この法案は大きな問題があります。それは、この人権委員会なる、非常に強力な権限をもった組織を監視・抑制する機関が存在せず、この人権委員会によって言論が統制される危険性が大いにある事が問題です。しかも人権擁護の定義があいまいである事もそれを助長するでしょう。

 もう1点は、この人権委員会の選定が不透明である事。民主的な手続きによらず、どのように選任するのかまったく、分からない事です。国連の人権高等弁務官が、この人権擁護法案に対する懸念を表明する書簡を、小泉総理に送っているほど、人権を侵害する法案なのです。

この法案はまさに言論の自由という、民主主義にとって必要不可欠な権利を奪う危険な法案です。!!!!!!!!!

以下ににポイントをリンク先より転載します。

●正当な批判さえ差別と取られる可能性がある
●テレビやマスコミでほとんど取り上げられてないため、国民のほとんどが知らない
●差別の基準があいまい、(人権委員会が好き勝手できてしまう)
●新しい権力機関を作ること
●人権委員会の行動を監視、抑制する機関が存在しない
●インターネットを潰す事によるマスコミの情報操作能力の向上。よってマスコミの曲解報道に一切対抗できなくなる (マスコミの情報規制ができるので議員の汚職及び犯罪隠蔽が容易になる
●何が差別と取られるかわからない、使える表現が減る事によるアニメ、漫画、ゲーム、小説、映画、テレビ、お笑い、音楽、ドラマの衰退(当たり障りのないものしか作れなくなる)
●特定の人権を過剰に守るという事はそれ以外の人権を踏み躙る事に繋がります。


みなさん。この法案は絶対に成立させてはなりません。!!!みなさんもできるだけ多くの人にこの事実を伝えて下さい。この法案が成立すると、日本に言論の自由が無くなります。!!!

また、ネットのおかげでせっかく日本に芽生えてきた大手メディアの偏向報道を見抜く事(メディアリテラシー)を我々国民から奪い、我々国民を政治家やマスコミに都合の良いようにコントロールしようとする法案です。

どのような理由があっても、政府や法律によって、言論の自由を規制する事は許されません。!!!言論の自由は国家や法律よって規制されてはならないのです。!!!
# by winger1011 | 2005-04-29 03:39 | 国内
北朝鮮への制裁発動求める 家族会が官房長官に決議文

 26日の日曜日に国民集会が開かれて、そこで採択された「北朝鮮への経済制裁の発動を強く求める」決議文が細田博之官房長官に手渡されました。政府に国民は北朝鮮の問題を忘れてないぞ!!と強くアピールできて良かったと思います。経済制裁に効果が無いと言う人もいまだいますが、効果があるないの問題ではないのです。日本の強い決意と意思を北朝鮮にアピールする事が重要なのだと思います。

 しかし、私はもはや、この問題は、憲法を改正して憲法九条を廃止もしくは修正して、正式な軍隊を持ち、米国と協同で軍事力によって恫喝しながら日米協同で戦争も辞さない!!という覚悟がない限り、解決しないと思っています。もう北朝鮮と話し合ったって無駄だと思っています。しかし、西村眞悟議員がいうような、「現時点でも軍事力の行使は可能」という意見には賛同できません。どこをどう見たって、現在の憲法では武力行使は出来ません。この点において、西村眞悟議員の意見には賛同できかねます。

ですが、この前の日中問題といい、北朝鮮の問題といい、バ韓国の問題といい、全ての元凶は、憲法九条に代表される、日本国憲法の欠陥が原因だと、つくづく思います。

先頭車両、浮き上がった状態で激突…死者73人に

 痛ましい事故が起こりました。写真を見ても、ものすごい惨状です。被害が最小限度で済み、できるだけ多くの人が助かるよう祈る事しかできませんが、多くの人が助かるよう祈っています。

で悪いことは重なるようで、

トレーラーと衝突、常磐線「スーパーひたち」脱線 (読売新聞)

 最近の鉄道はいったいどうなっているんでしょうか??


で、この機会にこの人がこんな事を言ってます。

王毅・駐日大使が脱線事故で見舞いメッセージ (読売新聞)

 この度の傲慢不遜な態度で、日本国民を怒らせてしまった中国共産党政権。この機に少しでも日本人の怒りを和らげようというのでしょうか???まったく、今更何を言ってんだか。!!ちゃんちゃら可笑しいですね。ですが、日本という国の意思を左右するのは、日本政府でもなく、政界の大物でも、財界の大物でもない。日本国民の世論こそが、この国の意思を左右するのだという事をようやく学んだのでしょうか。??ですが、国際世論の反発と孤立、日本国民の怒りからくる、各企業の中国への投資熱の減少、日本国民を「中国は敵だ」と完全に認識させてしまった事、日本政府による中国の歴史教科書に対する追求の動き等、とてつもない、高い代償になったようです。

 全ては、反日暴動なんてものを外交の手段に使うという、もっとも愚かしい行為をした中国共産党政権自身が招いた事です。中国がソ連のように内部崩壊から滅びる日も近いという事かもしれません。
# by winger1011 | 2005-04-26 20:14 | 北朝鮮
日中首脳会談、対話促進で一致…首相、暴力防止求める

 AA会議のおわび発言~日中首脳会談にいたる日本政府の対応に対して、評価が2分しています。
まあ、国が思想統制している中国や韓国じゃーないんですから、評価が2分するのは当たり前の事です。1つは、今回の対応を評価する意見と今回の対応を評価しない意見です。

 私の意見は、現在はある程度評価しています。私も最初は、この機に強気に出て一気に中国共産党を潰せという意見をもっていました。それは以下の理由からでした。

・世界は中国に疑問を感じ始め、世界世論は日本の味方である。

・中国は今回の反日暴動の拡大を恐れている。

・日本は歴史的にも悪い事はしていない。先の戦争も自衛戦争であり、マッカーサーも証言して いるように、アメリカもわかっいる。

 これは、現在、小泉首相と政府を批判する意見を持つ人たちも同じ考えでしょう。ですから最初、私はAA会議のおわび発言を聞いてものすごく怒りを覚えました。ですが、一歩ひいて様々な情報を整理してみると、そうでもない事が分かりました。無論、不満はありますが、現状ではまだマシな対応なのかなと評価するようになりました。その理由は以下です。

・「世界は中国に疑問を感じ始め、世界世論は日本の味方である。」と思っていましたが、実は そうではなかった事。中国批判も多いですが、中国支持も多く、欧米等の世界世論は必ずしも日本を支持するのではなく、日中の支持は半分半分でであること。

・日本の先の戦争は自衛戦争ではあるが、アメリカも欧米もあくまで日独のファシズムを倒した正義の戦争であるという意見の方が多数派であり、マッカーサー等の一部米国軍人の「日本の戦争は自衛戦争だった」という意見はあくまで米国以内では少数意見であること。よって、歴史認識で日本が自衛戦争といったら、米や英仏等の欧米戦勝国を敵に回しかねない事。

・日本には、憲法第九条があり、「戦力の放棄と外交で武力を使わない、紛争は話し合いで解決する」という宣言をしてしまっているために、中国やその他の国のように外交に武力の背景がない為、相手国に強気に出る事ができない事

の三点です。確かに不満はありますが、現状では政府はマシな対応をしたと思います。

では、どうすれば強気に出られるかというと、まず、「憲法を改正し、憲法九条を廃止もしくは、改正して、正式な軍隊をもつ」という事です。日本が諸外国に強気な外交に出れないのは、武力の背景が無いからです。いくら、小泉は弱腰だ!!、謝るのは中国の意見を追認する事だ!!という意見を言っても、日本政府としては、中国に駐在する邦人を保護すべき義務があります。国民を犠牲することもいとわない中国とは違うんです。!!で最善の方法は中国人に暴動を止めてもらう事しか無いんです。

 なぜそれしかないか?というと日本は「もし何かあったら、力づくでも邦人を救出するぞ!!」という事を言えないからです。日本以外の国はそれが言えます。しかし日本は憲法九条があるためにそれが言えない。今回、弱腰だ!!国益を害した!!と非難する人たちは、この事実を忘れてはいませんか??「武力を外交に使わずに中国の邦人の安全を確保する」という政治目的を達成するためには、現状ではこれで精一杯だと思いませんか??。



また、歴史問題ですが、国際社会では、良く「勝てば官軍」というよう、正しい方が正義ではなく、戦争で勝った側こそが正義なんです。先の戦争は自衛戦争で謝る事は無いと言いますが、日本は米仏英など欧米に戦争で負けているんです。負けたのです。!!!負けた側の正義は国際社会では、通用しません。私も過去の戦争は日本は、日本なりの正義・大儀があったと思っています。ですが、残念ながら、世界は正しい者を支持するのではなく、勝った方を支持するんです。!!先の戦争は自衛戦争だった。日本も正しい事をした。!と言う人は正しい事を言えば世界は分かってくれると思っているのではないでしょうか。?しかし残念ながらそれは甘い!!!と言わざるえないと思います。

また、今回日本が「お詫び発言」をした事により、アジア・アフリカの国々を失望させた。!!という意見があります。かれらは、日本に中国と対抗してくれる事を望んでいるのに!!と。ですが、憲法第九条がある現状では、それは出来ません。また、失礼ながら、アジア・アフリカの国を失望させたって、それがどうかしたんでしょうか。?

 こういうと、また怒られるか、変な奴と言われるかもしれませんが、現状世界を動かしているのは、結局未だ欧米です。失礼ですが、アジア、アフリカの無力な国にいくら賞賛されても仕方ないんです。彼らは自国の事で手一杯で、日本を助けている余裕などありません。そんな無力な国々よりも、欧米の政府・国民を味方につける方が日本にとってお得なんです。今回の事で「日本は謝罪した。過去にも謝罪していた」という事実が欧米に伝わりました。欧米ではこれで日本を支持する論調が一気に広がりました。政府はアジア・アフリカの無力な国よりも欧米の支持を取り付ける事を優先したという事だと思います。で、その判断は私は現状正しいと思います。

ベストの選択・対応ではなかったが、現状ではベターな選択・対応だったと思います。

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4月25日 最後の部分が分かりにくいので、修正しました。
# by winger1011 | 2005-04-24 22:10 | 中国