国連安保理入り・・大人の国連の正しい使い方
2004年 11月 19日
常任理6カ国拡大を提言 国連改革で高級諮問委
現在の小泉政権は国連安保理の常任理事国入りを熱望しています。しかし、私の意見は、どうでもいいや!!てな感じですが、それでは後が続かないので補足すると、「国連なんぞ、クソの役にも立たないから別に常任理事国なんぞ入らなくても良い」という考えです。
日本は、国連の資金の最大のスポンサーです。本来はアメリカが一番多いはずなんですが、アメリカは国連の実態を知って既に国連を見限っており、約束通り資金を出さないので、日本が一番なんです。そして私の見る所、日本にとって国連は「金の割には役に立たない」つまり、「割に合わない」というのが結論です。といっても国連を無くせとは言いませんが、国連に何かを期待したりするのは愚の骨頂でせいぜい利用すべき時に利用してあまり深入りはしないというのが私の意見です。
では国連の実態とその影響力を考察していきたいと思います。
1.国連の実態
現在、各地の紛争地域などで国連のことを「カントリークラブ」と呼んでいる。
カントリークラブというのは、欧米の上流階級の排他的会員制クラブの名称であるが、要は金持ちたちが贅沢をして遊びましょうというクラブの事だ。国連というのは今まさにそうゆう状態なんです。!!例としていくつか挙げます。
1・2001年2月、スーダンとソマリアの難民に対して国連職員達がカナダやアメリカに送って
やると騙し、1人当たり5000ドルを徴収して私腹をこやした。
2.韓国系国連職員チャールズ・キムが1995年から国連事務所で働きながら、(運搬業
務の責任者だった)現地旅行業者からPKFの航空券予約の斡旋料として賄賂50万ド
ルを受け取って、FBIに逮捕された。
3.アフガン紛争の時、ペシャワール郊外は比較的安全だったにも関わらず、しかも国連職
員は特別手当を支給されているにもかかわらず、「安全保障上援助が 出来ない」「そ
のような地域の情報はない。 情報が入り次第行動を取る」といって難民キャンプを放
置した。
4.同じくアフガン紛争の時、パキスタン入りした国連職員は現地の最高級ホテルに泊まり
続けデスクワークに終始し外国人にしか許されない高級バーで、現地人ではとうてい
飲めないような高い値段で酒を飲んだくれていた。
等など、挙げればきりが無い位わんさかと出てくる。国連職員は別名「援助貴族」と呼ばれている位だ。
では原因は、というと一つには年収の問題。彼等は大手民間企業より年収は少ないが、税金が免除されている。また、不要子弟教育費、本国に家族を残してきた場合の生活維持費が、これに加えられる。そして紛争地域に行けば、ボランチィアのNGO職員より安全なのに特別手当が支給される。
二つ目は、国連の組織。出世の為には上司に気に入られる必要があり、本来の仕事より上司への職務報告書の作成を優先しているそうだ。
ちなみに国連職員の最初の研修は国連の不祥事を、いかにメディアから守るか?である。これが国連の実態なのですよ。
2.国連の影響力
国連というのは、日本では国際連合などというご大層な名前がついているが、国連の実態を表す本当の名前は、「連合国会議」である。つまり、第二次世界大戦の戦勝国の集まりなのだ。だからこそ、未だなお、日本とドイツは敵国として扱われている。いわゆる敵国条項だ。
つまり、国連は日本を敵として規定しているのだ。
で、実際、今までの主要な国際紛争で役にたったか?というとクソの役にも立ってないのだ。!!プラザ合意、戦略ミサイル交渉、東欧の民主化、ベルリンの壁崩壊、キューバ危機等など、戦後世界を揺るがした事件は、ほとんど国連は関与してはいない。
では、小さな地域紛争はどうかというと、最初はPKOやPKFがそこそこ効果を挙げたが、ソマリアやユーゴで破綻した。ソマリアは泥沼に陥り、ユーゴ紛争を解決したのは、NATOだ。アメリカがイラク戦争を、国連を無視して行なったのは、この国連の無能と腐敗を良く理解していたからだ。とはいってもアメリカのイラク戦争が許されるわけではないけどね。
しかも極めつけの無能ぶりのエピソードを一つ紹介したい。アフリカのシエラレオネの内戦に平和維持のためにUNAMSIL要員300名余りが派遣されたが左翼ゲリラに全員拘束されて結局、英国軍を中心とする多国籍軍(現在では有志連合とも言うw)が介入し救出された。まさに国連の無能ぶりをあらわすエピソードだ。
結論
結局、日米同盟やNATO、EU等の地域安全保障体制の方が、国際紛争には有効なのだ。そして国連ができる事とは結局、国家間の話し合う場を提供するだけなのだ。「アメリカが国連にだまって有志連合で問題を解決しようとするのがいけない!」という意見を耳にするが、戦後ずっと世界は有志連合によって動いてきたのである。
そして今回の国連改革であるが、私の考えを述べると、日本の主張が通れば、国連の場で話し合う方向で外交を展開する。日本の主張が通らなかったら、国連なぞには頼らずに日本独自で話し合いの場を作って、勝手にやる事にすれば良い。もちろんその時には国連への拠出金も削減するという方向で外交を展開する。もちろん、国連が運営されるだけの必要最低限の金は出す。そうしなければ国際的非難を浴びかねないからだ。拠出金を規定通り出さないのはどこの国もやっており、別に問題無いと思う。また、このように日本が国連を突き放せば、おそらく国連の方が日本に擦り寄ってくる。そうやって国連をコントロールして利用するのが、国連の正しい使い方だ。
今日はこの辺で。
現在の小泉政権は国連安保理の常任理事国入りを熱望しています。しかし、私の意見は、どうでもいいや!!てな感じですが、それでは後が続かないので補足すると、「国連なんぞ、クソの役にも立たないから別に常任理事国なんぞ入らなくても良い」という考えです。
日本は、国連の資金の最大のスポンサーです。本来はアメリカが一番多いはずなんですが、アメリカは国連の実態を知って既に国連を見限っており、約束通り資金を出さないので、日本が一番なんです。そして私の見る所、日本にとって国連は「金の割には役に立たない」つまり、「割に合わない」というのが結論です。といっても国連を無くせとは言いませんが、国連に何かを期待したりするのは愚の骨頂でせいぜい利用すべき時に利用してあまり深入りはしないというのが私の意見です。
では国連の実態とその影響力を考察していきたいと思います。
1.国連の実態
現在、各地の紛争地域などで国連のことを「カントリークラブ」と呼んでいる。
カントリークラブというのは、欧米の上流階級の排他的会員制クラブの名称であるが、要は金持ちたちが贅沢をして遊びましょうというクラブの事だ。国連というのは今まさにそうゆう状態なんです。!!例としていくつか挙げます。
1・2001年2月、スーダンとソマリアの難民に対して国連職員達がカナダやアメリカに送って
やると騙し、1人当たり5000ドルを徴収して私腹をこやした。
2.韓国系国連職員チャールズ・キムが1995年から国連事務所で働きながら、(運搬業
務の責任者だった)現地旅行業者からPKFの航空券予約の斡旋料として賄賂50万ド
ルを受け取って、FBIに逮捕された。
3.アフガン紛争の時、ペシャワール郊外は比較的安全だったにも関わらず、しかも国連職
員は特別手当を支給されているにもかかわらず、「安全保障上援助が 出来ない」「そ
のような地域の情報はない。 情報が入り次第行動を取る」といって難民キャンプを放
置した。
4.同じくアフガン紛争の時、パキスタン入りした国連職員は現地の最高級ホテルに泊まり
続けデスクワークに終始し外国人にしか許されない高級バーで、現地人ではとうてい
飲めないような高い値段で酒を飲んだくれていた。
等など、挙げればきりが無い位わんさかと出てくる。国連職員は別名「援助貴族」と呼ばれている位だ。
では原因は、というと一つには年収の問題。彼等は大手民間企業より年収は少ないが、税金が免除されている。また、不要子弟教育費、本国に家族を残してきた場合の生活維持費が、これに加えられる。そして紛争地域に行けば、ボランチィアのNGO職員より安全なのに特別手当が支給される。
二つ目は、国連の組織。出世の為には上司に気に入られる必要があり、本来の仕事より上司への職務報告書の作成を優先しているそうだ。
ちなみに国連職員の最初の研修は国連の不祥事を、いかにメディアから守るか?である。これが国連の実態なのですよ。
2.国連の影響力
国連というのは、日本では国際連合などというご大層な名前がついているが、国連の実態を表す本当の名前は、「連合国会議」である。つまり、第二次世界大戦の戦勝国の集まりなのだ。だからこそ、未だなお、日本とドイツは敵国として扱われている。いわゆる敵国条項だ。
つまり、国連は日本を敵として規定しているのだ。
で、実際、今までの主要な国際紛争で役にたったか?というとクソの役にも立ってないのだ。!!プラザ合意、戦略ミサイル交渉、東欧の民主化、ベルリンの壁崩壊、キューバ危機等など、戦後世界を揺るがした事件は、ほとんど国連は関与してはいない。
では、小さな地域紛争はどうかというと、最初はPKOやPKFがそこそこ効果を挙げたが、ソマリアやユーゴで破綻した。ソマリアは泥沼に陥り、ユーゴ紛争を解決したのは、NATOだ。アメリカがイラク戦争を、国連を無視して行なったのは、この国連の無能と腐敗を良く理解していたからだ。とはいってもアメリカのイラク戦争が許されるわけではないけどね。
しかも極めつけの無能ぶりのエピソードを一つ紹介したい。アフリカのシエラレオネの内戦に平和維持のためにUNAMSIL要員300名余りが派遣されたが左翼ゲリラに全員拘束されて結局、英国軍を中心とする多国籍軍(現在では有志連合とも言うw)が介入し救出された。まさに国連の無能ぶりをあらわすエピソードだ。
結論
結局、日米同盟やNATO、EU等の地域安全保障体制の方が、国際紛争には有効なのだ。そして国連ができる事とは結局、国家間の話し合う場を提供するだけなのだ。「アメリカが国連にだまって有志連合で問題を解決しようとするのがいけない!」という意見を耳にするが、戦後ずっと世界は有志連合によって動いてきたのである。
そして今回の国連改革であるが、私の考えを述べると、日本の主張が通れば、国連の場で話し合う方向で外交を展開する。日本の主張が通らなかったら、国連なぞには頼らずに日本独自で話し合いの場を作って、勝手にやる事にすれば良い。もちろんその時には国連への拠出金も削減するという方向で外交を展開する。もちろん、国連が運営されるだけの必要最低限の金は出す。そうしなければ国際的非難を浴びかねないからだ。拠出金を規定通り出さないのはどこの国もやっており、別に問題無いと思う。また、このように日本が国連を突き放せば、おそらく国連の方が日本に擦り寄ってくる。そうやって国連をコントロールして利用するのが、国連の正しい使い方だ。
今日はこの辺で。
by winger1011
| 2004-11-19 23:30
| 国連