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ニュース系ウェブログを目指しています。テーマを「国際情勢」としつつ、世の中のいろんな時事問題で自分の思った事を書いていこうと思ってます。リンクはフリーです。


by winger1011
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左翼?・護憲派らしい方からTBを頂く。!対北朝鮮経済制裁と憲法について2

前回の続きです。憲法改正についてです。

2.憲法改正について

 私は憲法改正には賛成です。現憲法が、日本の国益を損ね、米国依存の体質から脱却できない。外交の選択肢が限られる。その為、米国の戦争に巻き込まれている為です。
 TBを頂いた、極悪読売を斬る!!さんの意見を見たが、私が11/17日に書いた拙文は憲法9条に限定して書いたのだが、この9条にたいする明確な意見が見られなかった。憲法改正反対をいう事は、自衛隊を正式な軍隊にする事に反対だと思うが、記事を見ても良く分からなかったので、自民党の憲法改正素案に対する私の意見を改めて書いて終わりにしようと思う。

 
焦点の9条については「戦争放棄」をうたった1項は残すものの、「自衛軍」の設置と集団的自衛権の行使を明記した。


 これについては、11/17日の拙文で書いてますので詳しくはそちらを見てください。只、この部分は全面的に賛成です。左よりの方たちが嫌うアメリカから真の独立を果たす為にも正式な軍隊を持つべき。
 只、私は理想論としては現憲法9条のように、軍隊を持たずとも国を守る事が出来る世の中が理想だと思っています。只、そのためには、米、中国等、全世界の全ての国が軍隊を放棄する事が絶対条件です。日本のみ放棄したら、他国に占領され、その国の属国になるだけです。そして、歴史をみても、そのような属国は宗主国の戦争に協力させられるだけです。まさに今の日本がそうでしょ。?自衛隊が正式な軍隊では無く、自国を自己防衛できないからアメリカの属国の地位にあり、イラク戦争に協力させられる。この状況を脱する為には、憲法9条を改正して、自国を自己防衛する覚悟をする必要があるのです。平和とは、祈るものではありません。祈っていたって何も解決しませんよ。平和とは祈るものではなく、自分達の手で作り上げるものなのです。

象徴天皇制は維持するが、天皇を「元首」と明確に位置づけ、女性天皇も認めた。


 これも賛成です。今の男女同権の時代、天皇の性別などにこだわる必要は無い。只、太平洋戦争で、当時の軍部や政治家が、戦争責任を天皇に被せて、自分達は責任を免れようとした過去があるので、そのような事の出来ないような仕組みは作るべきです。これは権力者が戦争をする時に自分が責任を取るようにする仕組みを作る事で、戦争の防止に役立つと思います。

一方で、武力行使を伴う活動を行う場合、原則として事前の国会承認を義務づけるなど、一定の歯止めをかける規定も整備


 これも賛成です。権力者が安易に戦争という手段に訴える事を防止するのに役立ちます。私は、何が何でも戦争に反対というのではなく、自国を守る為には、時には必要な戦争もあると思っています。しかし、戦争というのは、外交の一部であり、しかも外交上、最悪の選択肢であるので、出来るだけ避けるべきと思っています。

「国民の責務」として「国家の独立と安全を守る責務」を挙げた


 これは反対です。こんなものは日本国民なら、持って当たり前の話で憲法に盛り込む程の事でもないでしょう。むしろ悪用される危険性もあり、こんなものは学校教育で学ばせるべきです。


徴兵制は否定している。


 これも賛成です。国に強制されるべき問題ではないです。第一、現在の軍隊の装備は非常に高度化されていて、専門に訓練された人間でなければ扱えません。徴兵された人間に扱えるものではないんですよ。

非核3原則も憲法に盛り込むとした。


 これは反対です。核武装化が進む中国・韓国・北朝鮮などに対して、あえて有効な外交カードを自ら無くす事は国益を損ねるだけです。私も核兵器の所持には反対です。第一、核実験する土地が日本にはないので、持てません。只、だからこそ、MD等、核兵器を打ち落とす能力を日本は持つべきと考えます。外交上実際に核をもっていなくとも、「日本は核を作る能力がある。いつでも作れる」という事は有効な外交カードになります。

「日の丸」を国旗、「君が代」を国歌とすることも「総則」に盛り込む


 これは当然です。国旗、国歌に敬意を表するのは当たり前の話ですな。

「新しい権利」を追加するとして、具体的には(1)名誉権(2)プライバシー権(3)肖像権(4)知る権利(5)犯罪被害者の権利、を挙げた。


 良く分かりません。只、知る権利と(2)、(3)とは矛盾するのでは。?

青少年を保護するため、「出版及び映像に関する規制を法律で定める」との規定も創設する。


 反対です。この条文は政府による、言論弾圧を招きかねません。たしかにマスコミの偏向報道は目に余るものがありますが、政府がマスコミに口を出すことは民主国家である以上、許されません。国民の世論の圧力と判断による市場原理に任せるべきです。

国会は二院制を維持するが、衆院の優越性を強化する


 これも反対です。それでは参院の存在意義がなくなります。これならば、参院を廃止しても大差ありません。私は2院制は維持すべきと考えます。只、参院は各政党の議員ではなく、地方議員や各都道府県の首長、法律や歴史、経済の専門家(学者)などが国民の選挙でなればいいのでは?と思います。素人考えですが。(笑)

地方自治では新たに道州制を導入し、自治体を道州、市町村、自治区(仮称)に分ける


 これは、どうでもいいですね。要するに、無駄な公務員や地方議員による無駄金を削減できれば良いです。

憲法改正手続きを緩和し、国会が国民投票を提案できる条件を、現行の衆参各院の総議員の3分の2以上の賛成から過半数の賛成に変えるほか、国民投票を実施しなくても、衆参各院の総議員の3分の2以上の賛成で改正案を成立させることができるとした。


 これは賛成です。只、憲法改正には、必ず国民投票を行うべきと思います。これでは政治家が勝手に憲法を改正できる事になるので。ですが憲法は時代や国際情勢によって柔軟に変えるべきで、憲法改正の手続きを簡単にする事は賛成です。



 また、新しく、加えるべき項目として、公務員及び政治家への罰則の強化です。公務員等が何か問題を起こしたら、責任を取らせるようにすべき。

以上です。今日はこの辺で


追記(04.12.1 14:20)

最後にこの言葉を紹介いたします。

「日本が戦争を捨てても、戦争は日本を捨てない」
         
         ~旧日本海軍 航空機パイロット 撃墜王 坂井三郎~
by winger1011 | 2004-12-01 12:04 | 意見交換