こんにちは。更新をサボりまくりで、久々の更新です。NHKと朝日が泥試合を演じていますが、どちらも戦後一貫して中国・朝鮮に媚びて偏向報道をしてきた報道機関であり、この両者がこんな低レベルの言い合いをしている事自体が、日本が自由に物を言えるようになった証拠ですね(そう思うでしょ。筑紫哲也さん!!!笑)
で、この問題はほっといて、こちらを取り上げたいと思います。
イラク議会選が試金石 ブッシュ第2期政権 (共同通信)
ブッシュ米大統領は20日の2期目の就任演説で「圧政の終結」を究極の目標として掲げ、核問題を抱えるイランや北朝鮮への圧力を強めていく方針を強調するとともに、全世界への「自由の拡大」を推し進める方針を打ち出した。30日には中東地域の民主化の鍵を握るイラクの国民議会選が控えており、選挙後の情勢が第2期政権の試金石となる。
大統領は2月初めに一般教書演説を予定しており、どこまで踏み込んだ外交・内政政策を提示できるかが次の焦点。特にライス次期国務長官が「圧政国家」と名指しした北朝鮮、イランの核開発問題に対し、どのような対処方針を打ち出すかが注目点で、具体策を示せなければ、外交解決の道筋が見えないまま危機が深まる懸念もある。
ブッシュ第二期政権が発足し、ブッシュ大統領は「全世界への「自由の拡大」を推し進める方針」を打ち出し、ライス次期国務長官が北朝鮮・イランを「圧政国家」と名指しした事からもわかるように、以前に比較しても更なる強硬姿勢に出るものと思われます。
で、マスコミは早速、ブッシュ批判をして、アメリカから距離を取るべし、と非現実的な事を言っています。しかし、日本の外交上、防衛上の選択肢は、2つしかないんですね。
(1)周辺の大国に頼らずに、自立する。
この選択の利点は、今までと違い、アメリカの意向を伺うことなく自由に振舞えるという事です。在日米軍の素行の問題も解決できるでしょう。
しかし、この選択肢をするためには、日本が自国を自己防衛できる体制を整える必要があります。憲法を改正し、軍事力を強化し、自国を自分達で守り、血を流す覚悟が必要になる。また、アメリカの核の傘から離れるわけですから、防衛上、核兵器も持つ必要がありますし、石油や鉱物資源などのシーレーン(海上輸送路)を守るため、空母も必要になってきます。でなければ、日本は、他国に侵略されて滅ぼされるか、飢え死にするかという事になってしまいますから。
ですが、今まで軽武装で、経済発展に集中して国家を発展させてきた現在の日本国民がこの選択肢を許容できるとは思いません。
(2)周辺の大国と同盟を結び、自国を守る。
この選択肢だと何処と同盟を結ぶのかという問題があります。日本の周辺で大国と呼べる国は、アメリカ、ロシア、中国の3カ国になります。
中国とは、海洋権益問題、靖国問題、反日教育等多くの問題で対立して、利害が対立しているので無理ですね。また中国は自国と対等な形での同盟を認めない国ですから、中国と同盟を結ぶとなると、まさに完全な属国という形になります。そんな事、多くの国民は許容出来ないですね。
まして、中国は、
ブッシュ第二期政権に媚びを売り始めています。そして、経済発展により、石油等のエネルギーが不足しており、その石油は現在、アメリカの支配下にあります。つまり中国はエネルギーをアメリカに握られている。エネルギーを握られているという事は、中国経済は事実上、アメリカの支配下にあると言ってよく、アメリカの覇権に対抗すると言ってますが、実際にはアメリカに逆らえません。これならば、アメリカと同盟した方が良いですね。
で、ロシアですが、この国は二次大戦時、中立条約を破棄して日本を裏切ったという前科があり、信頼性に欠けます。また軍事的にも経済的にも弱体で同盟を結ぶべき利点が日本にありません。
で、アメリカですが、この国は自国の覇権を脅かさないかぎり、ある程度同盟国を尊重してくれます。中国のように完全な属国扱いする事はしませんし、60年前の事を持ち出してああだこうだ文句も言ってきません。で、同盟国が脅かされたら、自国の権威を守る為、(同盟国を守るためではありません。笑)守ってくれます。
こう考えてみた場合、結局日本にはアメリカと同盟して自国を守るという選択肢が、ベストでは無いが、ベターだという結論に達します。
次に、マスコミの良く言う、イラク戦争は大義名分無き戦争と批判します。ですが大儀名分とは何でしょうか。?
かつて、満州を含む中国大陸から撤退することを要求したハルノートに対し、そんな無茶な条件は飲めないと言うのが日本の大義でした。
相手から見れば不義でも、こっちから見れば大義なのが戦争と言うものです。
で、
イラク戦争ですが、イラクを北朝鮮に変えて考えてみれば、日本国民にも理解できると思います。イラク戦争の大儀は、大量破壊兵器の行方が知れないものが一体どうなったのか詳らかにするようフセイン政権に要求したものですが、アメリカの真意は自国の安全にとって脅威となっているフセイン政権を倒す事でした。
これを日本にとっての北朝鮮に当てはめてみれば、アメリカ国民がイラク戦争を支持した理由が理解できると思います。
拉致で北朝鮮はウソをついている、だから経済制裁して問題を解決しようぜ!!。いや金正日政権の崩壊こそ真の問題解決だよ!!というような世論が沸騰する中、もしも日本が軍事力を使える立場であったら独自解決として開戦というオプションもあるでしょう?
作戦は成功し金王朝は転覆したが、実は大義となった拉致被害者は北朝鮮の言い分どおり過去において全員死亡していたとしても、戦争は間違っていたとは多くの人は考えないと思います。
大儀名分は間違っていたが、今まで、いい加減な資料を出し続けてきた相手が悪いのであって、むしろそれによって金正日政権を打倒して、問題が根本的に解決できたのだから評価すべきではないか、という世論が形成されるんだと思います。
これが戦争です。!!